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男女で感染するカンジダの症状とは?治療法もご紹介!

2019年10月08日
患者と話している医者

カンジダ症は主に女性が発症する感染症のひとつで、発症すると性器の周辺に強い痒み・灼熱感や大量のおりものなどの症状が出ます。女性の4人に3人は一生の間に1度以上経験するといわれており、性交渉の経験がない人でも発症する場合があります。

カンジダ症の病原体はカンジダ菌と呼ばれる真菌(カビの一種)で、これは健康な人でも体内に棲みついている常在菌のひとつです。カンジダ菌は健康な人であれば人体に悪影響を及ぼすことはありませんが、何らかの原因で免疫力が低下したり抗菌薬を服用すると増殖して炎症を起こす場合があります。HIVや他の性病に罹って免疫力が低下した時などに、発症するケースも少なくありません。

カンジダ菌自体は男性・女性に関係なく感染していますが、ほとんどの人は発症しません。カンジダ菌に感染していない女性が感染している男性と性交渉をした際に、伝染するケースがあります。ただし、健康で十分な免疫力があれば発症することはありません。症状が軽い場合は自然治癒する場合がありますが、治るまでの間は強い痒みやおりものなどの不快な症状が続きます。放置すると他の雑菌が繁殖して症状が悪化する恐れがあるので、早めに治療をすることが大切です。

病院や診療所で受診してカンジダ症と診断されると、抗菌薬が含まれたニゾラールという外用薬(塗り薬)が処方されます。この薬を患部の周辺に塗布すると病原体の増殖を抑えることができるので、数日程度で症状が改善します。ニゾラールの他にも、ジェネリック医薬品のケトコナゾールも処方される場合があります。患部の周辺に外用薬を塗布して治療を始めたら、痒みや違和感などの症状が収まれば完治したとみなせます。

ニゾラールやケトコナゾールは処方箋薬なので一般向けに販売されていませんが、同じ有効成分が含まれた市販薬が販売されています。市販薬を購入すれば、医師の診察を受けなくても自分で治療をすることができます。治癒した後は、再発を予防する必要があります。

カンジダ症を予防するためには、免疫力を低下させないようにすることが大切です。ストレス・疲労・睡眠不足・栄養バランスの偏った食生活などが続くと、免疫力が低下する恐れがあります。他の性病に罹ると、免疫力が低下して他の病気を発症する場合があります。カンジダ症の再発に悩んでいる方は、発症予防のためにライフスタイルを見直したり性病検査を受けてみると良いでしょう。