• ホーム
  • 性器にイボができるのは尖圭コンジローマ!?感染経路を知って予防しよう

性器にイボができるのは尖圭コンジローマ!?感染経路を知って予防しよう

2019年12月07日

尖圭コンジローマはヘルペスと同じように、ウイルス(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で発症する性病です。ウイルスに感染すると、数週間~数ヶ月の長い潜伏期間を経た後に性器や周辺に大量のイボができます。イボは良性の潰瘍で強い痛みを感じることはありませんが、性交時に擦れて出血をしたり、人によっては痒みや違和感を感じる場合があります。

尖圭コンジローマの症状は、性器や肛門の外側や内側に多くのイボができることです。病変が外側であればすぐに気づきますが、尿道や肛門の内側にできたイボは見つけにくいので発見が遅れる場合が多いです。イボの大きさは1~3mmと小さいですが、放置すると数が増えるという特徴があります。発症しても強い痛みや痒みなどの症状が出ない場合がほとんどなので、見た目の変化や違和感で気づくケースが多いです。病院で検査を受ける場合は、目視または触診によって診断されます。

尖圭コンジローマの主な感染経路は性交渉で、患部と接触した際に小さな傷を通して病原体に感染するケースが多いです。オーラルセックスで口の中にウイルスが感染する場合があり、性器や肛門以外の場所に発症する場合もあります。コンドームの着用でもある程度は感染を防ぐことができますが、他の部分にイボがあれば接触感染してしまいます。コンドームの着用だけでは十分な予防効果が期待できないので、別の予防方法を講じる必要があります。肌が接触するだけで尖圭コンジローマをうつされてしまう場合があるので、複数のパートナーと性交渉をすると感染経路を増やしてしまうことになります。

尖圭コンジローマは治療をしても、体内にウイルスが残留し続けるので再発をする恐れがあります。現状では有効な検査方法がないので、発症していなければ感染の有無を調べることができません。このため、有効な予防方法は病原体に感染しないようにすることです。四価HPVワクチン接種により、ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐことが可能です。ヒトパピローマウイルスの中には悪性腫瘍を発症するタイプもあるので、ワクチン接種によって癌を予防することもできます。

尖圭コンジローマは性病検査を受けても判別することができませんし、男性がコンドームを着用したとしても感染を防ぐことができない場合があります。ヒトパピローマウイルスの感染を予防するために、病院や診療所で四価HPVワクチン接種を受けるようにしましょう。